矯正歯科

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Orthodontic goals 機能性と美しさを考えた矯正歯科

矯正歯科は、「美しい歯並び」の実現とともに「バランスの取れた噛み合わせ」の達成を目的としています。
そのような目的を達成するために、当院では、様々なタイプの矯正装置をご用意しております。
目立ちにくい白いワイヤーや、取り外し可能なマウスピース型(インビザライン)など、
患者さんのご要望に合わせた選択肢をご提案可能です。矯正治療に関するご不明点やご心配な点は、何でもお気軽にご相談ください。
症例によっては矯正専門医への紹介も行っています。

こんな歯並びの乱れにお悩みではないですか

  • 上顎前突(出っ歯)

  • 下顎前突(受け口)

  • 叢生(乱ぐい歯、八重歯)

  • 空隙歯列(すきっ歯)

  • 過蓋咬合

  • 開咬(オープンバイト)

矯正歯科を受けるメリット

Point.01 見た目のコンプレックスの解消
成人になってから矯正治療を始める方の多くは、歯並びの改善を目的としています。そのため「長年のコンプレックスを解消する」といったモチベーションが高く、効果的に治療を終えられる方が多い傾向にあります。
Point.02 清掃性と予防の
精度の向上
歯並びが悪いと、ブラッシングが難しい部位ができ、むし歯や歯周病のリスクが高まります。歯列を整えることで、歯磨きがしやすくなり、磨き残しを減らせるのです。予防歯科の観点からも矯正治療は重要です。
Point.03 食事や会話をより楽しめるようになる
歯並びの乱れによって、発音時に空気が漏れて正しく発音できないことがあります。その際、歯列矯正で歯の隙間をなくすことで、サ行やタ行などの発音がはっきりと正確になります。また、噛み合わせのバランスも整うので、問題なく食事を摂取することが可能です。

矯正歯科はいつはじめたらいいの?

一般的に、矯正治療の開始時期は永久歯が生え始める5~7歳頃が適しています。この時期に治療を始めると、成長期の骨格の変化を利用して歯並びを改善できます。ただし、矯正治療のタイミングは子供の個別の状態によって異なるため、早めに当院までご相談ください。

  • 第Ⅰ期治療(6歳ごろ~)

    Ⅰ期治療は6~12歳のお子様が対象です。永久歯が生える土台を整えることを目指します。将来的に、健康な歯を抜歯せずにきれいな歯並びを実現できる可能性が高まります。

    第Ⅰ期矯正治療

  • 第Ⅱ期治療(12歳ごろ~)

    永久歯が生えそろってから開始する時期の矯正治療を第Ⅱ期治療と呼びます。12~14歳(小学校6年生~中学生)の時期が目安です。成人矯正と同様の治療法をご提案できます。

    第Ⅱ期矯正治療

第Ⅰ期矯正治療

乳歯~永久歯の生え変わりの時期の小児矯正

第Ⅰ期とはどんな時期?

第Ⅰ期矯正治療は、6歳から12歳までの小児を対象とした早期矯正治療です。この時期は乳歯から永久歯への生え変わりが進むタイミングであり、顎の成長発育が活発に行われています。そのため、強い力をかけずとも、歯列や噛み合わせのバランスを整えやすく、永久歯の生えるスペースを確保しやすいというメリットがあります。

第Ⅰ期矯正治療の特徴

歯並びの乱れは、顎や歯の問題だけでなく、口呼吸や指しゃぶりなどの悪習慣によっても影響を受けます。そのため、第Ⅰ期治療では、装置を用いた矯正よりも、これらの悪習慣の改善に重点を置きます。また、顎の成長段階に合わせて上下のバランスを改善し、永久歯が生えやすい環境を整えるのも特徴の一つです。個々の歯を細かく移動するような処置はほとんど行いません。

第Ⅰ期矯正治療で使用する矯正装置

プレオルソ

プレオルソは、小児矯正で使用される取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。乳歯列期の子供を対象としています。プレオルソは柔らかい素材でできているのが特徴です。そのため装着しても痛みを感じにくく、小さなお子様でも無理なく治療を続けられます。

Merit

  • 乳歯の位置を誘導することで、永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保できます
  • 口呼吸や舌の悪習慣が改善され、鼻呼吸ができるようになることで、風邪やむし歯のリスクを下げられます
  • 発音障害の予防効果も期待できます

Demerit

  • 健康保険の適用外になり、治療費が高くなる恐れがあります
  • 歯並びの乱れが大きい場合は、装置を適用できない可能性があります

第Ⅱ期矯正治療

永久歯の生え変わったあとの成人矯正

第Ⅱ期とはどんな時期?

第Ⅱ期矯正治療は、12歳頃から開始される永久歯列完成後の矯正治療です。この時期には、永久歯が生えそろい、顎の骨の発育もほぼ終了に近づくため、本格的な歯列矯正を行うのに適しています。
第Ⅰ期治療で解決できなかった部分があれば、第Ⅱ期治療で改善を図ります。第Ⅰ期治療から継続して行う場合は、永久歯が生える土台が整っているため、第Ⅱ期治療の期間を短縮できる可能性があります。

第Ⅱ期矯正治療の特徴

第Ⅱ期治療では、第Ⅰ期治療とは異なり、永久歯を直接動かしていきます。使用される代表的な装置はブラケットです。ブラケットは歯に個別に装着され、ワイヤーで連結することで、徐々に歯を移動させます。矯正装置の見た目が気になる場合は、目立ちにくいワイヤー装置やマウスピース型の矯正装置をご提案することも可能です。
矯正治療終了後は、リテーナー(保定装置)を使用して、歯並びを安定させる期間が必要です。

第Ⅱ期矯正治療で使用する矯正装置

クリアコレクト

クリアコレクトは従来のワイヤー矯正とは異なり、透明のマウスピースを使用し歯を動かす矯正方法です。マウスピースが透明のため周りから気づかれにくいことも特徴です。

Merit

  • 透明なので治療中なのが気付かれにくいです
  • 取り外しができるので、ケアがしやすくなります
  • 金属アレルギーの心配がありません

Demerit

  • 健康保険の適用外になり、治療費が高くなる恐れがあります
  • 患者さまの症例によっては使用できない場合があります

審美ブラケット矯正

矯正で使用されることの多い金属のメタルブラケットは、さまざまな症例に適用できるものの、目立ちやすいのがデメリットでした。そのような難点を解消したのが審美ブラケットです。審美ブラケットは、歯の色に近いので、目立ちにくく、審美性に優れた矯正治療が可能です。装置が目立つことを気にされる方に適しています。

Merit

  • 永久歯の生え方をサポートできます
  • 口や舌の悪い癖を改善し、健康リスクを減らせます
  • 発音の問題を防ぐ効果も期待できます

Demerit

  • 健康保険の適用外になり、治療費が高くなる恐れがあります
  • 歯並びのずれが大きいと、装置が合わないこともケースも考えられます

矯正歯科の症例紹介

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矯正治療中・後もしっかりメインテナンスを

矯正治療の成功と健康な口腔環境を維持するためには、治療中および治療後のメインテナンスが不可欠です。
当院では、患者さんお一人おひとりに適したブラッシング指導を行い、矯正装置の隅々まで効果的に清掃できるようサポートするのが特徴です。また、定期的な専門的クリーニングにより、歯垢や歯石の除去を行い、むし歯や歯周病のリスクを最小限に抑えます。
治療後のメインテナンスでは、リテーナー(保定装置)の適切な使用法をご指導し、歯列の後戻りを防ぎます。また、定期的な検診により、歯並びや噛み合わせの変化を早期に発見し、必要に応じて適切な対処を行います。

メインテナンス
(予防歯科)