初めての方へ

歯に問題が起きるとき、その原因には、いろいろな因子が絡み合っています。
詰め物が取れた、歯肉が腫れた、歯が痛い。ただ削って治療するだけでは、また同じように問題が起き続けていきます。
また、歯を削ることにより、歯の寿命は短くなり、因果関係が複雑に絡んで別の問題を引き起こすことがあります。
歯の治療をするときに、〝とりあえず〟はありません。
一緒に原因を考えて、問題が起きないように治療、そしてセルフケアとメインテナンスを実行することが、
本当の意味での歯を残すこと、つまり歯科保存治療となります。
当院では、歯科保存治療・予防の観点から、1本の虫歯から歯周病治療・インプラント治療など顎位・咬合診査が必要となる高度な全顎的治療まで、問題点とその原因を考えて、ひとりひとりの患者さんにとって最善の対応を目指しています。
意味のある治療、意味のあるメインテナンスを行っていきましょう。

治療の流れ

POINT 01

しっかりとお話を伺い、問題点を明確にします。

例えば、1本歯が無くなってしまったとします。みなさんが興味を持たれるのは、ブリッジにするのか、インプラントにするのか、保険は効くのか、いくらくらいするのか、綺麗に治せるのかなどだと思います。
確かに、知りたいことですよね。
でも、もっと大切なことは、なぜ、どのようにその歯が無くなったかという原因を知ることです。
その原因を作り出している問題点を明確にして解決しなければ、2本目、3本目と歯を失うことになっていく可能性が高くなります。
問題点を明確に把握することは、治療の根幹ともいうべき大切なことなのです。

POINT 02

問題点を把握し、あなたに合った治療方針を立案します。

3歳のお子様と70歳の方の虫歯治療で、同じ治療選択で同じ予防方法で問題ないでしょうか?
では、事故で歯が無くなった方と歯周病で歯が抜けてしまった方には、インプラント治療がよいですか?ブリッジがよいでしょうか?そして、同じ治療選択をして同じメインテナンス方法で、問題が起こるリスクは同じでしょうか?
答えは、No!です。

患者さんは十人十色、全員全く異なる問題点を抱えています。ですから、とりあえす削ることなどとはありえないことです。当然、生活習慣だって、かけられる予算だって、通える時間だって、すべて違いますから、治療方法の選択も、セルフケア・メインテナンスのプログラムも異なって当たり前です。
しっかりと自分の問題点の解決を行える治療方針、自分に合った予防メインテナンスプログラムを実行しなければ、意味がある治療とは言えません。

POINT 03

精密な治療により、治療方針を実現化します。

いざ、治療方針を基に治療を行う段階にきて、はじめて治療技術が必要となります。
歯科保存治療(歯を残す治療)、インプラント治療そして歯周病治療の専門医・認定歯科衛生士として研鑽を積み続けている技術とマイクロスコープによる精密治療を駆使して、全力で治療を行わせていただきます。

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