嚙み合わせと歯や痛みの関係

歯と歯の接触の仕方や位置関係を嚙み合わせと呼びます。
嚙み合わせが正しく合わないと、口の周囲を支えている顎関節や筋肉に影響をおよぼします。
食事がかみにくい、硬い物がかめない、食事中噛むと痛い、顎が痛いなども嚙み合わせが関連することも少なくありません。
歯科医院で虫歯や歯周病の治療を行っても、噛み合わせが正しく調整されず完了となっているケースもあります。
一時的な痛みや症状が軽減されても食事や生活で歯は嚙み合うため、痛みが再発し根本的な解決にはなりません。

噛み合わせが悪くなる原因

歯科治療の際、患者さんが噛んでみて、高いと感じるかどうかを確認されたことはありますか。
高く感じた場合、あたっている部分を削り咬合を調整することがあると思います。しかし、高くあたる部分が被せ物や詰め物以外の場合、自身の歯を削り、咬合を調整することもあります。
噛み合わせの調整を行う際、医師や患者さんの感覚に頼って対処的に行うケースが多く、こうした咬合調整が原因で噛み合わせが悪くなることもあります。

当院の噛み合わせ・咬合治療のメリット

  • 1不要に歯を削るのではなく、足して補う
  • 2嚙み合わせのズレを診て、負担の少ない楽な位置へ導く
  • 3表情筋など、口の周りの筋肉の緊張が和らぐ
  • 4自然に噛める位置を再現

治療例

補い整える咬合調整

歯科治療は歯を削れば治るとお思いではありませんか?歯は硬組織です。一度削ったり、失うともとには戻りません。削る歯が多ければ多いほど、歯の長さは短くなり嚙み合わせは崩れバランスは乱れやすくなります。
当院の咬合治療は削って高さをそろえるだけではなく、自然な噛める位置を取り戻すため足し補う治療法も行っています。

バランスを整える小矯正

歯の長さを調整する以外にも、歯の嚙み合う位置を安定させるために、歯を動かす方法もございます。

当院では患者さんの悩み(主訴)をもとに複数検査から原因を究明します。
嚙み合わせの乱れは、歯と歯の位置関係だけでなく、顎の関節、口の周りの筋肉など多岐にわたるためです。現在の症状を確認したうえで、咬合治療が必要か、どのような方法がとれるかお伺いしながらお話していきます。

嚙み合わせは何かをすれば、端的に治るわけではありません。
歯周病との関わりや、再発のリスクなど多くの要因と関わるため、定期的なメインテナンスが不可欠になります。

メインテナンス

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